2021年10月19日火曜日

読書の窓➃リカバリ―    

 読書の窓⑤リカバリー

 

こんにちは🌼

台東区 蔵前 にあります、就労移行支援事業所ありがとう です!

 

みんなネット9月号を参考にリカバリーということばについて考えてみたいと思います。


 


みんなネット9月号では、就労支援機関の方と利用者さんがリカバリーについて語られています。

 

司会者A   :リカバリーってどんなイメージをお持ちですか。

利用者Bさん :えっと、病気する前の状態には戻れないけれど、就労や社会復帰をして社会参加するって   

        いうのが僕の中でのリカバリーです。僕の場合、今もリカバリーの途中やと思います。  


支援者C   :障害をお持ちでも、その人らしさを忘れずに希望をもってやるって言うのを、学生の時に教えて頂きました。でも、実際のところ、ご本人さんが思うものと、自分の思うものが少し違うことはたまにあります。そこをうまいことすり合わせて、どうやったら一番自分らしくできるのかって言うのを一緒に考えて行けたらいいなと思っています。

支援者D   :僕は、自分で選択しながら歩んでいってる方ってリカバリーだなって思っていて“選択”が、キーワードなのかなと少し思いました。

支援者E   :そうですね。なんかこう今の時点とか結果というより、人生ってずっと途中経過の連続なんだと思ってて。自分らしく生きようとチャレンジしてること自体がリカバリーみたいな感じがしています。

司会者A   :なるほど、僕も理想としてはEさんの言っているイメージだけど、正直難しいなって。それを支援するってやればやるほど難しいなって感じがして

支援者D   :支援者の立場で考えると難しいしリカバリーの舵取りは本人さんだから、そこに支援社として入り込み過ぎるのもあれだし

 

こうした語らいの後、Aさんが大学の授業でこれまでのプロセスを報告された体験を語ります。

 

B      :……いざ講師役をやってみると、意外と自分の仕事を続けるモチベーションにもなって。聞いてくれた人の反応とか見てると話して良かったなって、、、

D      :社会に貢献できてるとか、そういうような感覚がBさんにとってすごく大事なものになってるってことなんですね。

 

そして、仕事以外の時間に話が弾みました。

 

B      :あーリカバリーってひょっとしたら仕事だけじゃないかもしれないですね。(農場体験での充実を語られています。)

        今まで僕の考えていたリカバリーは社会復帰とか社会参加で、それはある程度達成できている気がします。でもやっぱりどこまでをリカバリーって言うのかは答えがない気がしてて。もっと充実した人生を送るために何が必要かはその時々寄って変わるんじゃないかって……だから日々考えてい描きゃダメなのかなって思いました。

 

 このBさんの最後の言葉、感動しました。

 

今日の時点で目標を達成したとしても、人世山坂、その後に何かが起こるでしょう。例えば、交通事故.

えば認知症発病。でも、何が起こってもそれなりにその人らしさを築いていくってことかなと思いまし

た。

 

*ところで、リカバリーは、いろいろな分野で使われている言葉です。


辞書には、取り戻すこと。回復・復旧すること。  と、書かれています。

 

筋トレでも、パソコンでも、ビジネスでも、、、、完全復旧に近いイメージもあれば、新しい意味合いを

築いてゆく場合もあります。



 

ところで、あなたにとっては、リカバリーは何ですか?

 

 

読んでいただいて、ありがとうございます^^

 

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