定着支援について

 

こんにちは🌼

 台東区　蔵前　にあります、就労移行支援事業所ありがとうです！

就労移行支援事業所ありがとう　のブログでは、毎回日常行っている訓練のことなどを紹介していますが、今回は前回の出張に引き続き、支援員の仕事について書かせていただきます。

 

私達支援員は移行支援事業所に「通っている利用者さん」へ就労訓練をすることのほかに、定着支援事業所に登録している「就職した利用者さん」の定着支援も同時に行っています。

 

先月末の1週間は怒涛の定着支援週間でした…（笑）。

 

都内と千葉県にある企業様の職場へ直接訪問して、場合によっては丸1日、短くても1時間「定着支援」を行っています。どちらの企業様もいつも笑顔でお迎えくださいます（ありがたや✨）。

 

　船橋には農園へ毎月行っています。夏のハウス内は非常に気温が暑く、支援員の私は誰が見ても怪しい格好で定着支援へ。。。　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　

　　　　　　　　

　ハウス内は40度を超える気温になり、1時間で500mlの飲料水を飲み干してしまう程です。

 

　上記のようにラフな格好で行くこともあれば、オフィス街に行くこともあります。（その時はちょっとおしゃれな格好しています❢）

　　　　　　　　

　　　　　　　

　四ツ谷は学生時代に、霞が関と大手町は社会人で通っていましたが、その行きなれた土地に利用者さんが勤務していると、ちょっと嬉しくなります。

 

農園であれ、都心の企業であれ、障害をお持ちの利用者さんは常に悩みはみんな一緒です。「人間関係を築くには」、「仕事を円滑にするには」、「長く定着をして勤務するには」、「障害と仕事との向き合い方」等、色々とあります。それを1つずつ職場支援者と支援員とで解決していき、3年後には支援員の手を借りずに一人で歩んでいけるように定着支援時にお手伝いをしています。

 

定着支援とは何？と思われる方もいらっしゃるかと思います。

 

定着支援とは、就労移行支援などを利用して一般就労へ移行した障害者で、就労に伴う環境の変化により生活面で課題が生じている人に対し、雇用された企業などで就労の継続を図るため、企業・事業所や関係機関との連絡調整、雇用に伴い生じる日常生活、または社会生活上の各問題に関する相談、指導・助言などの支援を一定期間行うっています。 

2018年4月に新たに創設された「障害者総合支援法」に基づく障害福祉サービスの１つです。

　　　　　

　具体的には、

①  雇用した企業・事業所・自宅などへの訪問や障害者の来所による月１回以上の相談を通じ、生活リズムや体調の管理や家計など、就労に伴い生じている生活面の課題を把握し、

②就業先の企業担当者や障害福祉サービス事業者、医療機関などと連絡を

　取りながら課題解決に向け、指導・助言などの必要な支援を行います。

利用期間は最大３年間で、経過後は地域の就労支援センターや障害者就業・生活支援センターなどへ引き継がれます。

 

支援員として、また一人の社会人として、利用者さんはもちろん、企業担当者様からの質問や相談などを聞いていると、この3年間はしっかりと支援をしていきたい、と常に思っています。担当している企業様はどこも熱心に障害者雇用を行い、また縁あって社員になった利用者さんに対しても常に気をかけてくださいます。今後も利用者さんとは相談できる関係を構築し、企業様とは連携をして支援をしていきたい所存です。

 

就労移行支援事業所ありがとう　では、就労訓練だけでなく、就職後の定着支援も行っております。就職後の悩みなどを一緒に解決をし、3年後には一人でできるように丁寧に支援を行っています。仕事についてのスキルだけでなく、就職後の人間関係の構築や障害との関わり方等のスキルを身につけることも大切なことと考えております。

 

最後まで、お読み頂きありがとうございます。

 

 

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